アラシデータ

感想文と言う名の覚書をしたためています。

ピンクとグレーが、もしも。

もしも二宮さんに「ピンクとグレー」の話が来ていたら間違いなく総力を挙げて出演情報や雑誌をほぼすべて張ってたはずなのである意味命拾いした。

 

「ピンクとグレー」の実写化を聞いて、それからしばらく経って。シゲアキの短編集が発売されて。そこから更に以下の記事にも書いたNEWS ZEROを見て。

で、ようやく「ピンクとグレー」を買って読んだ人間なんですけどね。(遅ぇ)ちなみに今日は「閃光スクランブル」読み終わったばかりです。あと読み終わったその足で本屋行って「傘をもたない蟻たちは」買ってきた。転げ落ちるみたいに加速してる。Crazy Accel踏んじまった。

いっとき、「ピンクとグレー」に関して、実写化のウワサがキャスト情報と共に流れたことがあったんですけど知ってます?なんだろうな、あれどこで読んだんだっけな。その時のキャストが『二宮和也生田斗真』だったんですよ*1。よくあるねつ造記事だったんだろうけど。だってさすがに年齢が。いかに二宮和也がかつて”永遠の17歳”という昔の女性アイドルさながらの通り名を持っていたにしても。「ピンクとグレー」はやっぱり原作主人公たちに相応の年齢の人間がやるべきじゃないか?まあ、そういう点もあって読んではいないながらにずっと気になってたんだけど(というか正確にはいつか読もうと思いながらも、もし本当に実写化されるなら映画を先に見るか原作を先に見るか悩んでた)、実際発表されたのは中島裕翔主演*2。それは年齢的にも当然というか裕翔ちゃんのお顔も演技も好きな人間としては「なるほどね!」の世界なんですよ。「はぁ~~んん~~いいねぇなるほどね~~!!」の世界。(しらん)
本を読んでからは「このシーンを裕翔ちゃんはどう演じてくれるんだろう~」「裕翔ちゃんがりばちゃんってことは、並びからして菅田くんがごっちなんだろな~」という楽しみな気持ちも大きくて公開が待ち遠しいんですけど。



でもそれと同時に考えるのは、以前に見た記事の通り、二宮さんがりばちゃんを演じてたらどうなってたんだろうな。ってことなんですよ。自担だからっていうのもあるかもしれないし、実写キャストとしてうわさとはいえ名前が挙がったからっていうのもあるかもしれない。けど、一番大きな理由っていうのが、「ピンクとグレー」の内容と書いた人だと思う。本を読んでからはさらに『りばちゃんを二宮さんが演じたら』を考えるようになった事からも、内容が自分の中で重要なんだってわかった。二宮さんで見たいシーンが多すぎる。シゲアキは先にあげた櫻井さんとの対談で

「どうやってこの主人公を苦しめてやろうって書いてる途中に思います」


って言ってたけど、二宮さんは影を背負う=苦しむ役ってのがすっっごい多い。シゲアキ向き。苦しむ下地として親が死んでいたり蒸発したり絶縁状態だったり、と家庭環境に恵まれないことが多い*3。それか体が弱い。あと、性格が屈折してることもあるけども、それには往々にして理由があって結果的に根っこは良い子・良い人であることが多くて破滅的に人格が狂ったりしてるような突飛な役っていうのは少ない。置かれている環境をなしにすると一見「普通」。そんな役が多い。それは恐らく二宮さんの見た目が大きく起因してるんだろうけどなぁ~昭和顔っていうの~?だからジャニーズなのに少女漫画の王子様♡とかの分かりやすい役が少なくて*4、戦争に行ってしまったり病気になってしまったりする。そんな二宮さんが、アイドルという職業ではないにせよ、彼が実際に身を置く「芸能界」で「苦しむ」役を体現したらどうなるんだろうなぁという純粋な興味が、私が二宮さんに「りばちゃん」をやって欲しい理由として一番強いのかもしれない。演技に「キャラクター性」より「リアルさ」を求められることの多い二宮さんが、自分の生きる場所=ジャニーズ事務所で書かれた物語を体現したらどうなるんだろうって。二宮さんの中に諦めとは言わないまでも世間とか自分が置かれている状況に対しての達観を感じる時があるからこそ、その場所でもがく姿が見たい。それは演技でしかないんだけど、でも多分自分は映画で巻き起こるワンシーンワンシーンに、現実の『二宮和也』を探してしまう気がする。ピンクとグレーを読んでいる時に少なからず作者であるシゲアキのことが頭をよぎったように、そんなジャニーズアイドルが描いた苦悩を体現するジャニーズアイドル・二宮和也が見たいんだと思う。…ていうか、むしろ演技だからこそ見たいのかな。どんな痛いリアルさがそこにあっても、あくまでもリアルではなくリアル「さ」だと思えるから。見たいけどそこに救いを求めてんのかなぁ。ましてや、

 

グループとして思い悩んでる時、『A- Studio』に二宮くんが出てて「仕事を辞めようと思った事がある。でも嵐の他のメンバーを見て頑張ろうって思ってオーディション受けた」という発言を耳にしてビックリした。二宮君もそんなこと思っていたのって。

~Myojo:2015年7月号 加藤シゲアキ10000字インタビュー「STAND BY ME」~


こんな事実を知ってしまったらもう後には引けない…!少なからず、いやほんと、1%でも1ミクロンでも構わないけど二宮さんが、シゲアキが小説を書くきっかけに関わったってことでしょうよこれ…拡大解釈でもいいよシゲアキと二宮和也の化学反応を私は信じるよ…!!
二宮さんつい日曜にラジオで、ワク学でのHey!Say!JUMPとの共演の話から「25、26くらいのジャニーズでデビューしてる人の悩みなんて手に取るようにわかる」「アドバイスくださいみたいにならないように逃げてる」「言っていいのか悪いのかってこと」「自分のやりたいようにやればいいって思う」って喋ってたけどさぁ~二宮さんが意図しない所で、二宮さんの行動が後輩にとってのひとつの方向性を見出すきっかけになってるんだよなぁ~。たとえ実際に目と目を見合わせて喋ってアドバイスとかをしなくても、こういうこともあるんだよ。ジャニーズアイドル個人としてみんなが通る道=悩みってある程度一緒なんだろうか。でもグループとしてのヒストリーを見たときに、例えば嵐とNEWSでは大きな隔たりがあると思う。これはおかめちゃんがしやがれに出たときに嵐が探り探り質問をしていた時にも思ったことだけど。自分たちが知らない『メンバーの脱退』という部分のデリケートさを、当人たちよりも繊細に扱う感じが。


すごく話がそれたけど、何にせよ二宮さんがりばちゃんを演じるのなら同じジャニーズ事務所から『ごっち』が出てくれたら嬉しい。そういう意味で生田斗真という選択肢は話題性とか2人の雰囲気の向く方向の違いが出ていいだろうなぁ。けど、ここで敢えて『ごっち』には相葉雅紀を推したい。二宮さんが『りばちゃん』なのなら、『ごっち』の位置には相葉雅紀が居てほしい*5。あと加藤シゲアキが『りばちゃん』を演じるのなら、『ごっち』は小山慶一郎であってほしい。お前シンメ好きなだけだろって言われたらもうほんっとうに反論のしようもないですけどね!願望でしかないですけどね!むしろパブリックイメージとは異なる相葉雅紀の痛々しさをみたいだけですけど!(ヤケクソ)

きっと二宮さんは月なんだろうなぁ。だとしたら相葉さんは太陽で。でも個人的には相葉さんが月に見える時があって。似てないのに似てるって思う。りばちゃんとごっちが重なっていくみたいに、思考が混じっていくにのあいが見たい。同じ状況に陥ったら二宮さんはきっと綺麗に『相葉雅紀』を終わらせてくれると思う、相葉さんよりも。……いや、にのあいの物語じゃないわ、りばちゃんとごっちの物語だわ。



っていうかそもそも二宮さん出ねぇじゃん。ただの妄想でしかねぇじゃん。っていう夢から覚める一言を自分に送ってそろそろ終わりにします。裕翔ちゃん!裕翔ちゃんのりばちゃん楽しみにしてるよ!!


ではまた。



 

*1:恐らく間違いなくりばちゃんが二宮さんで、斗真がごっちっていう事だったんだろうなぁ

*2:しかも作者であるシゲアキが裕翔ちゃんからの連絡で知るっていう。相変わらずだな、事務所よ。そこは了解取らんかい。

*3:ピカ☆ンチ(母親は家を出て、借金作った父親が自殺)」「青の炎(義理の父親に家に居座られ、後に自らの手で殺す)」「優しい時間(母親をバイク事故で死なせてしまい、それ以来父親と絶縁状態)」「拝啓、父上様(父親が蒸発しており顔も名前も知らない)」「魔王(ゲスト出演。父親は大野智演じる成瀬の策略により死亡)」「流星の絆(幼いころに両親を殺され兄弟と復讐を誓う)」「フリーター、家を買う(母親が鬱になり看病。家庭を顧みない父親とは折り合いが悪い)」「車イスで僕は空を飛ぶ(母親が自分を連れて心中未遂。後に失踪)」「プラチナデータ(父親が自殺)」ざっと挙げただけでこのラインナップ。今話題のワードで言うと実に「村焼かれ力」が高い。

*4:山田太郎ものがたり」は一応学園の王子様だけど超絶貧乏で金銭感覚の狂った母と放浪癖のある父親に振り回されながら幼い兄弟たちを守るという苦労人過ぎる役柄だった

*5:ちなみに生田斗真が『ごっち』を演じるのなら風間俊介に『りばちゃん』を演じてほしい。生田斗真の対局が山下智久では眩しすぎるから。もし生田・山下でやるなら斗真は逆に『りばちゃん』になるので相手によって両極の想像を働かせられる生田斗真はやっぱりすごいんだと思う